個人アプリ開発に関連して得た学び〜JRの駅貼ポスターを購入してみた〜
この記事は、2018年2月、私が大学生だった頃に個人で開発を行ったアプリを、
広く周知させるべく、大学の最寄駅へB1ポスターを掲示してもらうまでのお話です。
⚠️すでに、ポスターの掲載期間は終了しています。
はじめに
駅貼りポスターの申し込み方法・費用の支払いなどを始め、掲出して感じたことを簡単にまとめます。
なお、掲出予定の駅、時期、依頼先の企業会社によって、手順は異なる場合がありますが、
今回は、それほど「ハードルが高い訳ではない」ことをお伝えできればと思っています。
ポスターについて
今回掲載したポスターは、「鳥取なにたべ!」のものです。
鳥取なにたべ!では地元のカフェ・レストラン・隠れた名店の美味しい料理や
鳥取ならではのグルメを様々なメディアで紹介しています。
デザインについては、正方形にマスクした写真を散りばめたようなイメージにし、
白色の楕円の枠の中にはひと言コメントが書かれています。
(駅で汽車を待つ間の時間に、読んでもらえたらなーという期待を込めて、このようにしました)
個人アプリのため、デザインをするところから全て自身で行います。
掲出までの流れ
とりあえず、適当に検索して上位に出てきたサイトへお問い合わせしてみる事にしました!
後から調べたら、交通広告の分野では日本で高いシェアを持ち、
東京都港区新橋に本社を置く広告代理店のようです。
返ってきたメールには、なんとっ!「鳥取県の鉄道広告はそれほど詳しくないので
弊社と協力関係にある広告会社を紹介させて頂きます」とのこと。
紹介して頂いたのは、昭和21年創立の広島県の会社でした。
その会社の担当者に教えていただいた、掲出までの流れは大まかにこんな感じです。
- 掲出駅、ポスターサイズ、枚数、掲出期間を決める
- 空き状況を問い合わせる
- 申し込みをして、掲出枠を確保する
- 掲出開始前にポスターのデザイン審査を受ける
- 掲出開始の7営業日前までに広告会社へポスターを送る
- 掲出が開始される
デザイン審査とは、意匠審査のことのようです。
このデザインにおいて、修正を指示されるなどはありませんでした。
今回は、鳥取大学前駅にB1ポスターを1枚、2018年2月19日〜3月18日の4週間掲出いたしました。
掲出期間を終えて
掲出の流れの中で、不明だったのは、大きく次の4点について。
掲出中の写真
掲出中の写真は、遠方で直接は行けない方のためにも、希望すれば有料で撮って来てくれるようです。
最後に紹介するポスターが写った写真は、広告会社より突然「撮影ができました」といって
送られてきたものですが、このとき費用を請求される事はありませんでした。
「たまたま、ついでがあって…」等のサービスだったのでしょうか。
お願いしようとすると、広告会社によっても異なるかもしれませんが数千円程度です。
ポスターの印刷
印刷したポスターは広告会社宛てに送りますが、一度受け取ってから再度配送は面倒ですよね。
注文するとき配送先を広告会社(担当者)に指定しておけば、そのまま受け取ってもらえるようです。
また、ポスターの用紙について広告会社にオススメを聞いたところ、「コート110kg」と言われました。
しかし、幾つかの印刷会社を調べましたが、コートの指定ができるのは、10部〜の注文になるオフセット印刷のみ。
1部から注文可能なオンデマンド印刷では、同等の用紙はフォト光沢紙と呼ばれていました。
B1のポスターを10部も要らないなーと思って、再度、広告会社に問い合わせてみることに。
すると、「巻ける状況のポスターなら問題ない」との事でした。
駅には、広告会社からポスターを巻いた状態で発送するようで、
今回はフォト光沢紙(暑さ0.2mm)で印刷を行いました。
支払い方法
支払いに関しても、広告会社によってまちまちかもしれませんが、
ご請求書の送付先・お宛名・締め日お支払い日を聞かれました。
請求書払いだったのです。「鳥取なにたべ!」…会社では無いのに。
掲載開始から2週間が過ぎた頃、請求書が送られてきました。
1つの信用金庫、4つの銀行から選ぶような形で、銀行に振り込みました。
掲載場所
ホーム側の場所に掲出されるんじゃないか、掲出されたら良いなと思いつつ、
駅での待ち時間の読みものにするべく作ったので、本当は下の写真の場所に
掲出されることを期待してたのですが、、
実際には、階段側でした。
後から、広告会社の方に聞いたところ、掲出場所は指定ができず、JR側の判断によって決まるそうです。
また、掲出場所の確認も掲出開始後に現地でのみ確認が可能とのこのなので仕方ないですね。
※看板広告やデジタルサイネージであれば、広告会社ごとに確保している枠もあるようです。
終わりに
今回は、実際にポスター掲出によって、どれだけ認知度が伸びたか、
また、個人アプリの宣伝ツールとして、ポスターが最適か、などの議論は抜きにして、
ネット上ではない、リアルな場所での情報発信を楽しむことができました!
どなたかの参考になれば幸いです。